ケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)

第29回ケアマネ試験の合格基準と合格率(2026年11月24日発表)

発表前(2026-10-15 時点)。発表の日に数字を載せます

第29回ケアマネ試験(2026年10月11日実施)の合格発表は、2026年11月24日(火)の予定です。各都道府県が、分野ごとの合格点(介護支援分野・保健医療福祉サービス分野)と合格者を発表します。全国の受験者数・合格者数・合格率は、厚生労働省が「実施状況」としてまとめています。[1][2][4]

  • ・発表の日: 2026年11月24日(火)の予定[1][2]
  • ・発表されるもの: 2分野それぞれの合格点と、合格者。試験は都道府県が実施します[3][5]
  • ・どこで: 受験した都道府県のページ(例:東京都・愛知県)。受験地は申込の時点の勤務地(なければ住所地)の都道府県です[5]
  • ・全国の受験者数・合格率: 厚生労働省「実施状況」のページ[4]

第26〜28回との比べ

合格率は、第26回21.0%、第27回32.1%、第28回25.6%で、回によって21.0〜32.1%の幅で動いています。[4]

回受験者合格者合格率
第26回(2023年)56,49411,84421.0%
第27回(2024年)53,69917,22832.1%
第28回(2025年)50,60112,96125.6%
第29回(2026年)11月24日以降——

分野ごとの合格点: 第28回は介護支援分野18点・保健医療福祉サービス分野25点[3]。

どう判定されるか

60問(1問1点)を2つの分野に分け、分野ごとに合格点を決めます。両方の分野で合格点以上なら合格で、どちらか一方でも届かなければ不合格です。[3][5]

  • ・介護支援分野: 25問(問1〜25)[6]
  • ・保健医療福祉サービス分野: 35問=保健医療サービスの知識等 20問(問26〜45)+福祉サービスの知識等 15問(問46〜60)[6]
  • ・合格点: 分野ごとに、正答率70%を基準に、問題の難易度で補正して決まります[3]

70%は介護支援分野なら17.5点、保健医療福祉サービス分野なら24.5点にあたります。第28回の合格点(18点・25点)は、この目安の近くでした。補正の幅は回ごとに違い、事前には分かりません。

自己採点との比べ方

自己採点は、合計点ではなく、2つの分野に分けて数えます。合計が多くても、片方の分野が合格点に届かなければ不合格です。

  1. 1. 問1〜25 の正答数を数える(介護支援分野)
  2. 2. 問26〜60 の正答数を数える(保健医療福祉サービス分野。保健医療20問と福祉15問の合計)
  3. 3. 正答番号は都道府県が公開します(第28回までは東京都の試験情報のページに掲載)[3]
  4. 4. 発表された分野ごとの合格点と、2つの数をそれぞれ比べる

第28回の正答は全60問が2つか3つの組でした。自分の答えの組を、正答番号と1問ずつ見比べて数えます。[6]自分の答えを書き写していない問題は、思い出せる範囲で数えるしかなく、合否は都道府県の発表で確かめてください。

落ちたときに次にやること

次の第30回の試験日は、2026年10月時点で未発表です。例年は10月の第2日曜(第28回は2025年10月12日、第29回は2026年10月11日)で、この型なら2027年10月10日の見込み(推定)。発表からおよそ11か月あります。[4][1]

1. どちらの分野で落ちたかを確かめる

自己採点の2つの数を合格点と比べ、届かなかった分野と、何点足りなかったかを書き出します。保健医療福祉サービス分野で届かなかったときは、保健医療(問26〜45)と福祉(問46〜60)のどちらで落としたかも分けて見ます。 次の1年の時間の配分は、ここで決まります。

2. 2027年4月の介護保険法の改正を知っておく

第30回は、介護保険法を含む「社会福祉法等の一部を改正する法律」(令和8年法律第51号、2026年6月25日公布)が原則として施行される2027年4月1日の後の試験です。[7]

決まっていること

  • ・原則の施行日は2027年4月1日。介護保険法の改正項目には、夜間対応型訪問介護の廃止、特定地域サービスの創設、総合事業の見直しなどがあります(項目ごとの施行日は附則による)[7]
  • ・ケアマネの資格の更新制の廃止と研修の見直しは、公布から1年6月以内の政令で定める日(2027年12月25日まで)[7]
  • ・登録有料老人ホームや登録施設介護支援の創設などは、公布から2〜3年以内の政令で定める日[7]

まだ決まっていないこと(2026年10月時点)

  • ・令和9年度の介護報酬改定(改定率・単位数・施行日)。分科会で基本的な視点の案が示された段階です[9]
  • ・2割負担の範囲の見直し、ケアマネジメントの利用者負担。2027年度の第10期の開始までに結論を出すとされています[8]
  • ・ケアマネの更新制の廃止の施行日(政令)
  • ・試験が何年何月何日の時点の法令で出題されるか。公式の資料に基準日の記載は見つかっていません

このため、今の時期に新しい制度を細かく覚える必要はありません。告示・通知がそろう2027年1〜3月ごろに、改正で変わったところを確かめ直すのが確実です。

3. 11か月の組み立て(一例)

  • ・11〜12月: 第29回の自己採点で落とした論点を書き出す。届かなかった分野の基礎(制度のしくみ、サービスの種類と基準)を読み直す
  • ・1〜3月: 弱い分野を中心に、論点ごとに問題を解く。改正の告示・通知が出始めたら、変わる箇所に印を付けておく
  • ・4〜6月: 4月に施行された制度で知識を上書きする。申込は例年6月なので、受験地の都道府県の案内を確かめる
  • ・7〜9月: 60問・120分の本番の形で解き、分野ごとの正答率を見る。70%に届かない分野に時間を戻す
  • ・10月: 新しいことは増やさず、まちがえた論点だけを解き直す

4. 受け直す人は、記録が武器になる

一度受けた人は、どの論点で迷い、どこで取りこぼしたかという材料を、初めて受ける人より多く持っています。まちがえた論点を記録して、間隔を空けて解き直すと、11か月の勉強が前回の上に積み上がります。 「2つ選べ」「3つ選べ」は1つの選択肢の迷いで1点を失うので、正解した問題でも自信のなかった選択肢を記録しておくと効きます。

合格した人へ

合格おめでとうございます。仕事と両立しながらの勉強、本当にお疲れさまでした。

ケアマネ試験は「実務研修受講試験」で、次は介護支援専門員実務研修です。研修の日程と申込は、受験した都道府県の案内を確かめてください。研修の内容は、厚生労働省のカリキュラムで決められています。[10]

第30回に向けて、まず弱い分野を知る

2つの分野のどちらが弱いかは、分野別 無料実力チェック(15問・登録不要・オリジナルの問題)で目安がつけられます。第30回向けの演習はケアマネ試験 2027 演習で紹介しています。

出典

  1. [1] 東京都福祉局「令和8年度(第29回)介護支援専門員実務研修受講試験の実施について」
  2. [2] 愛知県「第29回介護支援専門員実務研修受講試験」
  3. [3] 東京都福祉局「介護支援専門員実務研修受講試験の試験情報」(第21〜28回の問題・正答番号・合格基準・合格者数)
  4. [4] 厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」
  5. [5] 鳥取県「介護支援専門員実務研修受講試験事業実施要綱」(別紙4 実施要領を含む)
  6. [6] 東京都福祉局 第28回 正答番号(別添(1))
  7. [7] 厚生労働省 介護保険最新情報 Vol.1518(社会福祉法等の一部を改正する法律〔令和8年法律第51号〕の公布)
  8. [8] 社会保障審議会介護保険部会「介護保険制度の見直しに関する意見」(令和7年12月25日)
  9. [9] 社会保障審議会介護給付費分科会 第268回 資料(令和9年度介護報酬改定に向けた基本的な視点〔案〕)
  10. [10] 厚生労働省「介護支援専門員実務研修」のカリキュラム(老発0328第4号)

MANNAVIA は都道府県・社会福祉振興・試験センター・厚生労働省とは関係のない個人事業です。合否は必ず受験した都道府県の発表で確かめてください。学習の進め方は一般的な例で、合格を約束するものではありません。