アドレナリン自己注射薬を処方された方と、そのご家族へ
アナフィラキシーと、アドレナリン自己注射薬
急に全身に出る強いアレルギー反応で、命にかかわることがあります。自己注射薬は病院に着くまでの手当てです。ためらわずに使い、必ず救急車を呼んでください。
自己注射薬を使う目安
次の症状が一つでもあれば使います(学会の目安。皮膚の症状がないこともあります)。注射・119番・横になるは同時に進めます。
| おなか | 呼吸 | 全身 |
|---|---|---|
| くり返し吐き続ける | のどや胸が締めつけられる、声がかすれる | 唇や爪が青白い、脈が触れにくい・不規則 |
| がまんできない強い腹痛が続く | 犬が吠えるようなせき、強いせきが続く | 意識がもうろうとしている、ぐったりしている |
| ゼーゼーする、息がしにくい | 尿や便をもらす |
使ったあとの注意
- 症状がおさまっても必ず受診します(数時間後に再び出ることがあります)
- 急に立ち上がったり座ったりしません。急に悪くなることがあります
- 使った注射器は受診先に渡します。手や指に誤って刺したときも、すぐ受診します
ふだんの備え
- いつも持ち歩き、使用期限を確かめます。15〜30℃で保管し、暑い所に置きっぱなしにしません
- 練習用の器具で使い方に慣れておき、ご家族や学校・職場の人にも伝えておきます
こんなときは相談してください
- 心臓の病気、高血圧、甲状腺の病気、糖尿病がある方、妊娠中・授乳中の方は、担当医にお伝えください
- 注射薬を使ったときは、処方した担当医にも報告してください