高血圧で、血圧を下げる薬(降圧薬)を飲んでいる方へ
血圧の薬を飲む方へ: 続け方と、飲み合わせ
高血圧は、症状がないまま血管や心臓・脳・腎臓に負担をかけ続ける病気です。血圧の薬は、症状がなくても続けることが大切です。毎日の注意と、飲み合わせ・食べ合わせをまとめました。
症状がなくても続ける
薬は、症状がなくても続けることが大切です。自分の判断でやめたり量を減らしたりせず、やめたい、減らしたいと思ったら、まず担当医に相談してください。減塩をしている方が、薬の効果も大きくなります(別の紙「減塩のコツ」へ)。
立ちくらみ・ふらつき
血圧が下がることで、めまいやふらつきが出ることがあります。立ち上がるときはゆっくり動き、高い所での作業や車の運転には注意してください。まれに血圧が急に下がり、気を失うことがあります。
飲み合わせ・食べ合わせ
ほかの医療機関にかかるときや市販の薬を買うときは、お薬手帳を見せてください。グレープフルーツの作用は、2〜3日続くことがあります(ミカンやオレンジは影響しないといわれています)。
| 気をつけるもの | 理由 |
|---|---|
| グレープフルーツ(ジュースも果肉も) | 一部の薬(フェロジピンなど)の効果が強く出ることがある |
| 市販の痛み止め(NSAIDs) | 一部の薬(ARB など)の効きが弱まることがある |
| 腎臓の働きが落ちている方の痛み止め | 腎臓がさらに悪くなるおそれがある |
家庭血圧の記録を持って受診
家庭で測った血圧を続けて記録し、受診のときにお持ちください。血圧の変化に早く気づけ、治療を安全に進める手がかりになります(測り方は別の紙「家庭血圧の測り方と、目標の数字」へ)。
こんなときは相談してください
- 急な強い立ちくらみ、気が遠くなる、力が抜けるといったことがあったとき
- 下痢や吐き気で、食事や水分がとれない日の薬の扱い(前もって担当医に確認しておくと安心です)
- 手術や検査の予定が入ったとき、飲み忘れが多いとき、副作用が心配なとき