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心房細動と診断された方と、ご家族へ

心房細動と言われたら

心房細動(しんぼうさいどう)は、脈が不規則になる不整脈です。すぐに命に関わることはまれですが、放っておくと脳梗塞や心不全を起こすおそれがあります。症状がなくても、治療と自分での脈のチェックが大切です。

手のひらを上に手首を軽く曲げる3本の指を当てる人差し指・中指・薬指手首の親指側に15秒ほど確かめるリズムが規則的か乱れていないか不規則なら続けて1分ほど測り担当医に相談
自分で脈をみる「検脈(けんみゃく)」。安静時の脈は、ふつう1分間に50〜100回です

どんな病気か

心房(心臓の上の部屋)が1分間に300〜400回も細かく震え、脈が不規則になります。年を取るほど起こりやすく、動悸、息切れ、めまいが主な症状ですが、30〜40%の方は症状がありません。

脳梗塞と心不全の危険

心房の中で血がよどみ、血のかたまり(血栓)ができやすくなります。これが脳の血管に詰まると、重い脳梗塞を起こします。脈の速い状態が続くと、心不全になることもあります。

治療の柱

  • 脳梗塞の予防: 抗凝固薬(血をさらさらにする薬)を飲みます
  • 脈を整える: 薬で脈の速さやリズムを整えます
  • カテーテルアブレーション: 足の付け根から細い管を入れ、原因の部分を焼くか凍らせます

抗凝固薬は、75歳以上、高血圧、糖尿病、心不全、脳梗塞の経験などがある方に勧められています。どの治療が合うかは、担当医と相談して決めます。

生活でできること

  • 高血圧、糖尿病、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群の治療を続ける
  • 肥満、多量の飲酒、喫煙を見直す

抗凝固薬の注意は、別の紙「血をさらさらにする薬(抗凝固薬)を飲む方へ」をご覧ください。

こんなときは相談してください

  • 脈の乱れに気づいたとき、動悸・息切れ・疲れやすさが続くとき(早めに受診してください)
  • 抗凝固薬などの薬をやめたい、飲み忘れが多いとき(自分の判断でやめると、脳梗塞の危険が高まります)

医療者の方へ: 内容の誤りに気づいたら support@mannavia.com までお知らせください。