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甲状腺機能低下症で、レボチロキシン(甲状腺ホルモンの薬)を飲んでいる方へ

甲状腺の薬(レボチロキシン)を飲む方へ

レボチロキシンは、足りない甲状腺ホルモンを補う薬です。1日1回、担当医が決めた量を毎日飲みます。鉄剤や胃薬などと同時に飲むと吸収が落ちるので、時間をずらします。よくなったと感じても、自分の判断でやめないでください。

どんな薬か

甲状腺ホルモンは、体の代謝や体温、心臓の働きを保つホルモンです。橋本病などで足りなくなると、だるさ、むくみ、寒がり、体重増加、便秘などが出ます。この薬はそのホルモンそのもので、1日1回飲みます。少ない量から始めて、血液検査(甲状腺ホルモンと TSH)を見ながら数か月かけて量を決めます。飲んでいる薬の名前は「お薬手帳」で確認できます。

飲み方で気をつけること

  • 毎日、決められた量を続けます。飲み忘れたときの扱いは、前もって担当医か薬剤師に確認しておいてください
  • 鉄剤、炭酸カルシウム、アルミニウムを含む胃薬(制酸薬)、コレステロールや高リン血症の薬の一部は、腸でこの薬と結びつき、吸収を減らします
  • これらは同時に飲まず、できるだけ間隔をあけます。鉄やカルシウムを含むサプリメントも、担当医か薬剤師にご相談ください
  • てんかんの薬(フェニトイン、カルバマゼピンなど)を使っている方は、量の調整が要ることがあります

妊娠を考えている方、妊娠した方へ

妊娠中は体が必要とする甲状腺ホルモンの量が増えます。妊娠がわかったら、次の受診を待たずに早めにご連絡ください。赤ちゃんの発育のためにも、薬を続けることが大切です。授乳中の方も、担当医にお伝えください。

自分の判断でやめないでください

この薬は、足りないホルモンを毎日補うものです。体調がよくなったと感じても、やめたり量を変えたりすると病気が悪くなることがあります。多すぎるときは、胸の痛みや締めつけ、息苦しさ、むくみが出ることがあります。心臓の病気や高血圧、糖尿病がある方は、量を決めるときに特に注意が要ります。

こんなときは相談してください

  • 胸が締めつけられるように痛い、息が苦しい、むくみや体重増加が急に出た、といったときは、早めに受診してください
  • 新しく薬やサプリメントを始めるとき、他の病院で薬をもらうときは、この薬を飲んでいることを伝えてください

医療者の方へ: 内容の誤りに気づいたら support@mannavia.com までお知らせください。