プロトンポンプ阻害薬(PPI)やボノプラザン(P-CAB)を続けて飲んでいる方へ
胃酸を抑える薬を、長く飲んでいる方へ
逆流性食道炎などに使う「胃酸を抑える薬」を長く飲むと、まれに血液中のマグネシウムが下がることがあります。2026年7月に、薬の説明書(添付文書)に注意が追記されました。
この紙の対象の薬
オメプラゾール、ランソプラゾール、ラベプラゾール、エソメプラゾール(プロトンポンプ阻害薬)、ボノプラザン(カリウムイオン競合型アシッドブロッカー)。ジェネリック(後発品)も同じです。飲んでいる薬の名前は「お薬手帳」で確認できます。
何が起きることがあるか
長く飲んでいる方の一部で、血液中のマグネシウムが少なくなることがあります。頻度はまれですが、進むとカルシウムやカリウムも下がり、不整脈につながることがあります。
気づいてほしい症状
- 足がつる
- 手足や口のまわりのしびれ
- 動悸(どうき)
- だるさ、けいれん
自分の判断でやめないでください
急にやめると、胸やけなどの症状が戻ることがあります。続ける必要があるか、減らせるかは、担当医が判断します。血液検査でマグネシウムの値を確かめることができます。
こんなときは相談してください
- 上の症状に気づいたら、受診のときに「胃酸を抑える薬を飲んでいる」と伝えてご相談ください
- 動悸が強い、けいれんが起きた、といったときは、早めに受診してください